CMでもよくみかけるサイボウズのkintoneですが実際に使ってみると便利です。ただ導入(アプリ作成と周囲の賛同)の部分が大切になると思います。
DXを求めて業務改善を考える
最近はサイボウズのkintoneを利用する企業が増えています。取引先にもこれを使っている会社が増えており、自社でも取り入れたほうが良いのだろうかと考えるようになりました。
しかし、公式サイトの業務改善プラットフォームという文字を見てもピンと来ません。調べてみても、とにかく何でもできるという意見が多く、実態が掴めないというのが正直な感想でした。使い勝手を調べれば調べるほど、ホントに便利なのだろうかと思うようになったほどです。
そこでkintoneつかってみた
そこで、既に利用している方に聞いてみたところ、インターネットで調べるよりは分かりやすい説明を受けることができ、エクセルと比較しても使い勝手が良さそうだったので、まずは試しにと5アカウント導入してみることにしました。小さく導入して、結果が伴えば拡大できるのもクラウドのいいところです(ランニングコストは増えますけど、その分、効果があれば良いですもんね)。
エクセルはかなり便利なソフトとして長年愛用してきましたが、実際に使ってみるとkintoneはエクセルより便利な部分が多かったです。エクセルとの比較をしてみると、複数人がデータベースにアクセスできるだけでなく同時に編集できる、アクセス権を細かく設定できる、1データごとに専用チャットが使用できるなどの利点がありました。
また、地味にストレスを感じていた、行の高さのバラつきや入力者によるデータ作成のバラつきが起こらないための工夫も搭載されています。他にも通知が設定できるので連絡漏れが起こりづらくなりましたし、プロセス管理のおかげで業務全体を把握しやすくなりました。
いろいろなアプリが作れる
kintoneでは、ノーコードで日報や問い合わせのデータベースなどが作れます。アプリの作成方法がわかれば、それに応じて使い方は多種多様です。もともとあったコストのかかるソフトをkintoneに置き換えられるなら、(kintoneのコストを考慮しても)コスト的に削減につながると思います。
今後の課題
まだ導入したてなので、今後の課題としては大きく二つと考えています。
・アプリを作成できる人材を育成する→勝手にいろいろ作られて統制が取れなくなるのはダメですが、いろいろな人が考えてアプリを作れば業務改善につながるはずです。
・新規導入するとき、周囲の理解を得られなければ、どんな便利なソフトでも宝の持ち腐れになってしまいます。新規ソフトアレルギーのような人でも使いやすいものなんだと理解を得るための研修等を行ってやっていかなければなりません。
まとめ
最初は使い勝手について疑っていましたが、導入してからは何故もっと早くに導入しなかったのだろうと思うようになったほどです。
もちろん、エクセルに慣れてしまっていたので新しいことを覚えるのは、私自身も少々大変でしたが、分かりづらかったり複雑であったりすることはないので、毎日触れていると自然に使い方が覚えられます。
使ってみることによって、サイボウズのkintoneの人気が高いことが分かるようになりました。業務効率もアップしているので、今後も使っていきたいと思っています。
コメント