以前は販売士検定といっていた試験はリテールマーケティング検定と名前を変えましたね。でも今も販売士といわれる(または併記される)ことが多いと思います。
販売士3級が昇格の要件になっている小売業の方も少なくないのではないでしょうか。取得までで更新は求められていない場合も多いかと思います。更新することって、どうなんでしょうか。
販売士=リテールマーケティング検定試験
まず私が販売士3級を取得した経緯についてお話しします。
販売士3級の資格取得は、以前小売業をしていた頃の私にとって重要なことでした。
合格することが昇格の条件になっていたからです。
入社してすぐに試験を受けるように促されました。
会社の意図としては、より販売技術を習得し、キャリアの向上を図ってもらうような意図だったのだと思います。
そこで本屋で読みやすそうな参考書・問題集を買って学習を始めました。
学習をはじめて
最初の学習プロセスは学習への期待と不安が入り混じったものでした。
入社したてということもあり業務を覚えるのが優先だったからです。
しかし自分のペースで学習しはじめました。
忙しいスケジュールの中で、勉強時間を確保し、問題を反復学習しました。
学習の過程で販売に関する基本的な知識や技術を深め、実際の業務に役立つスキルを身につけていったと思います。
商品知識、接客スキル、顧客対応など、販売士として必要なスキルセットを学習することができました。
同期と学習の悩みを共有できたことも大きかったかもしれません。
合格した後も勉強は続く
そして試験を受験し合格することができました。
なんだかんだ合格した時は非常に充実感が満ちた感じがありました。
なお、当時はペーパー試験でしたが、現在はCBT試験で受験日程の自由度が増しています。
販売士は他の多くの資格試験と違い、有効期限が定められています。
それは、新たな法律や規制、業界のトレンドの変化に追従するために、定期的な更新が必要と考えられているためです。
私の場合、昇格には更新は必要ありませんでしたが、知識の維持のため、更新することにしています。
更新する場合、5年毎に取り組む必要があります(更新料は3級で約7,500円です)。
資格更新のためには定められた通信教育を受講し、テストに合格する必要があります。
通信教育はテキストが1冊送られてきます。持ち歩いてもそんな重くない程度の厚さです。
この経験から得たスキルと知識は、私のパフォーマンスを向上させ、自己成長に貢献していると思っています。
まとめ
販売士3級資格は販売業界に身を置くのであればキャリアにおいて価値のあるものと思います。
合格後も、定期的な資格更新の機会を活用し、自分のスキルを向上させ、キャリアの発展に取り組むことがお勧めです。
もちろん2級を取得しステップアップするのも良いでしょう。
業界の変化に適応する努力を続けましょう。
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