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基本情報技術者もCBT試験に!受験しやすさが向上

ITパスポートに続き、基本情報技術者もCBT試験になりました。受験機会が増えるのはよいですね。資質向上やキャリアアップのために、この機会を活かしたいものです。

試験を受ける機会が増える→やりたい時がはじめるときに!

 現在は時代に合わせて期日指定型の筆記方式のテストではなく、テストセンターを予約してCBT試験を受験して資格を取得するケースが増えています。

 メリットは会場で過密状態でテストを受けるのではなく、あらかじめ予約した日時でテストを受けられることです。風邪の流行っている時期や大雪や台風の日などを避けて、フレキシブルにテストを受けられます。

そもそもCBTとは!?

 CBT試験はコンピュータベースドテスティングの略であり、日本語ではコンピューターを利用した試験方式と訳されていることが特徴です。パソコンが普及を始めた1990年代から日本では導入され、前述したように筆記試験型の会場型の集団試験からCBT試験に移行する団体が増えてきています。

 同様のプログラムはインターネットを介して自宅でも行えますが、認定試験では監督官が在籍している状況で認定されたパソコンスクールなどで行われるケースが大半です。

自宅で受けられるコンピュータ試験は「IBT」と略され区別されることが多いです。

受験機会が増えるメリット

 資格を取得による効果はいくつかのパターンが考えられ、一定の業務内容の理解を証明するケースもありますが、持っていないと正式に実務が出来ない場合もあります。

 そのために実技とセットで座学要素をテストする必要があり、近年では一斉試験だけではなく認可されたスクールでCBT試験を受験するケースが増加しているのです。

 このCBT試験はパソコンを使って行われる性質上、資格や取得免許はパソコンの実務内容が多くあり、基本情報技術者などの試験で使われております。過去問題も販売されていますし、場合によっては実戦形式の模試がデーターで配布されていることもあるのです。ライセンスキーを購入したり、テキストに付属したDVDを読み込んでソフトウェアをインストールするケースもあります。

 合格するにはテキストを読み込んで基礎問題と応用問題を繰り返し行い、合格基準点数まで平均点を上げることが近道です。パソコンを使った模試のメリットは、何回も繰り返し行えることになります。点数も上昇しますし、本番の解答の練習にもなるのです。

基本情報技術者試験

 試験要綱によると基本情報は以下のような方が試験の対象者像とされています。ITパスポートをユーザー側とするならば、基本情報はエンジニア側の試験となりますね。

対象者像高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者
業務と
役割
基本戦略立案又は IT ソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し,上位者の指導の下に,次のいずれかの役割を果たす。
1.需要者(企業経営,社会システム)が直面する課題に対して,情報技術を活用した戦略立案に参加する。
2.システムの設計・開発を行い,又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって,信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また,その安定的な運用サービスの実現に貢献する。
期待する
技術水準
1.情報技術を活用した戦略立案に関し,担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
① 対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し,担当業務に活用できる。
② 上位者の指導の下に,情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
③ 上位者の指導の下に,提案活動に参加できる。
2.システムの設計・開発・運用に関し,担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
① 情報技術全般に関する基本的な事項を理解し,担当業務に活用できる。
② 上位者の指導の下に,システムの設計・開発・運用ができる。
③ 上位者の指導の下に,ソフトウェアを設計できる。
④ 上位者の方針を理解し,自らソフトウェアを開発できる。
レベル
対応
共通キャリア・スキルフレームワークの5 人材像(ストラテジスト,システムアーキテクト,サービスマネージャ,プロジェクトマネージャ,テクニカルスペシャリスト)のレベル 2 に相当

 受験方法などは公式サイトでご確認ください。

まとめ

 コロナを契機として難関資格はともかく、入門試験・中堅的な資格はCBT試験が主流になりつつあります。会社でのキャリアアップで資格が必要な場合などは受験機会が増えるので良い傾向だと思います。紙試験とは違ったクセのようなものはありますが、機会を活かして資質向上に取り組みたいですね。

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