経済産業省ではリスキリングを「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する（させること）」と定義づけているそうです。資質向上について改めて考えてみませんか。
リスキリングはRe skill ing＝学び直すこと
ビジネスを取り巻く環境の変化により、自分の周囲でもリスキリングが注目を集めるようになりました。
この変化を把握していないと、長期的には仕事を得ることが難しくなるのでは、と感じています。
これまでは若い頃に身につけた技能を活かし、それを磨き上げて一生の支えにするのが一般的でした。
しかし、人的資源の不足を中心として、それでは日本の各種産業は成り立たない状態です。
他のジャンルについて学ぶ
この状況を打開するために、他のジャンルを学ぶことが求められるようになっています。
転職においても、若い年代の人たちの間で、単純に他分野に移るのではなく、新しいスキルなどの学びなおしが盛んです。
なお、海外の取り組みとしては知っていましたが、日本ではそれほど浸透していなかったのが実情でしょう。
自分も生涯学習という言葉は知っていましたが、たいていの場合は趣味の範疇で実施されているように感じていました。
もちろん学び直しをする人がいなかったとは思っていません。
しかし、これまでのようでは移り変わりの激しい現代の事業において、本当の意味で対応できる人材になることは困難でしょう。
働き方の見直しも含めて、根本的なソリューションを検討しなければなりません。
AIとの共生の中で
自分の身近なところでも、AIを業務に活用することが増えています。
そのような状況だからこそ、人間として労働の付加価値を高める必要があると感じています。
DXとセットで考えがちですが、両者に特別な関連はないと思っています。
あくまでもデジタルの変革において、スタッフも大きな一歩を踏み出せるタイミングという意味合いです。
とある会社の事例では（まとめ）
ある職場でIT化が急激に進んだ結果、Aさんも業務に活かせるのでは？と、このジャンルについて学ぼうと思った経験がありました。
これをOJTで実施するケースもあるかもしれませんが、それでは根本的に資質向上とはならない場合があるということを理解しました。
なぜなら、Aさんの会社の場合、新しいフラットな状態でスキルやノウハウの獲得を目指すことが多いからです。
そのため、必ずしもOJTで解決できる状態になっているとは限りません。
会社で指導できる人が一人もいないこともあるでしょう。
外部人材を活用してリスキリングしていくこともポイントかもしれません。
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