資格とるのがゴールではないですよね。であれば並行して実践力を養うことも必要です。
そもそも簿記って?
簿記の資格を取得したいなら効率的に取り組むことが重要です。
ルールを覚えることが基本ですが、かなり専門的な内容も勉強しなければなりません。
たとえば、勘定科目について把握しておかないと、正確な記帳を行うことは困難です。消耗品費をはじめとして、支出に関する項目をまずは押さえていくと良いでしょう。
その後に、売掛金などの収入関係を学んでいくとスムーズに覚えられます。未払金のような特殊な勘定科目については、定番のものを理解してから順を追ってマスターしていきましょう。
ビジネスから考える簿記
また、借方や貸方といった簿記独特の概念を理解することも欠かせません。双方は常に一体になっており、それらのバランスが取れていない帳簿は使い物になりません。
簿記の試験においても、それらに近いがあれば間違いだと判断できます。
また、複式簿記になると、複数の帳簿にまたがって記入していくことになります。そうなると整合性をとることがさらに難しくなりやすいです。
会計ソフトから得る知識
したがって、まずは単式で正確に仕訳できるようにすることが先決です。書籍を読んで勉強するという手もありますが、やはり実際に記帳したほうが習得が早まります。
効率を重視するなら会計ソフトを利用してみると良いでしょう。鉛筆やペンで書き込む手間がかかりませんし、間違えた場合の修正も楽です。
そして、正しい解答が会計ソフトの挙動から把握できます。
試験と実践力
もちろん、市販の問題集で練習することにも意味はあります。
実際の試験形式に慣れる意味でも欠かせないステップです。
ただし、それだけでは実践力を養えない可能性があります。
まとめ
試験問題は臨機応変に解いていく必要があるため、できるだけ多くのケースに触れておくのが得策です。
問題集を大量にこなすのがセオリーですが、それでは時間がかかりすぎてしまいます。
一方、会計ソフトを使って、実際に仕訳を行ってみると応用力を育めます。それにより、見たことがない問題にも対処しやすくなるというわけです。
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