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飲食で開業するならPL保険は必須!

飲食業の開業相談の際にPL保険の話をするとピンとこない方もいらっしゃいます。小さく副業のように始められる方でも製造・販売行為をする以上、PL保険は必須といえます。もし知り合いのお店に趣味の延長線上でお菓子を置かせてもらう、なんて場合、なにかあれば周囲にまで影響が及んでしまいます。該当して入られていない場合、保険料も段階がありますので、一度見積もってもらうのも良いんじゃないでしょうか。

自社とお客様のために

 PL保険とは「製造物賠償責任保険」が正式名称で、「製造業者が製造もしくは販売した製品などが原因で購入者や他人にケガをさせた場合、製造者が負担する法律上の損害賠償責任を補償する」ことを目的とした保険です。

 開業した場合は何よりも利用してくれるお客様の安全を一番に考えなければならないため、この保険は特にモノを作る鉄工業や木工業など工業関係には必要不可欠です。

 しかし、実際にはこれらのモノを作る業種に限らず、飲食関係にも必須の保険と言えます。

PL保険の意義

 飲食の場合は工業と違い意識が少ないかもしれませんが、直接口に入れるものを製造・販売しているため、トラブルがあった場合は購入者の体調に直結してしまいます。

 よく言われるケースとしては細菌やウイルス、寄生虫や異物混入などで、購入者が食中毒を発症してしまうことです。

 食中毒は、多くのお客様に対して被害を与えてしまう危険性があることに加え、場合によっては死亡事故になってしまう可能性もあります。

 PL保険はこのような万が一の食中毒に対応している保険で、賠償責任が生じた場合にその賠償金を補償してもらうことができます。

 具体的な事例としては、製造した商品が腐敗していたり、加熱が不十分で食中毒を起こしてしまった場合や、破損した調理器具の一部が商品に混入してお客様の口内を傷つけてしまった場合などで、これらのケースが補償範囲に含まれます。

 イベント出展などの際にもPL保険に加入していることが条件となっているケース多いです。

まとめ

 PL保険は大手の保険会社等で取り扱っています。リスクに応じた補償内容と特約を確認するために、複数の会社の商品を比較することが選ぶ際のポイントです。

 商工会・商工会議所ではビジネス総合保険として取り扱っているようです。事業における賠償リスクに加えて、事業休業リスクや財物損壊リスクを総合的に補償する「ビジネス総合保険」でPLも網羅されている場合もありますので、契約の際には十分に確認することが大切です。

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